11月中旬に、庭の畑に小カブの種をまいてみました。
カブを育てるのは初めてです。
種の袋に書いてある、種の「まきどき」を見ると、3月下旬から11月上旬とあります。
さて、無事に収穫まで至るでしょうか。
時なし小カブは50日で収穫できる
今回買った種は「時なし小カブ」というもので、全国どこの地方でも栽培できる、極早生と言われる生育期間の短い品種です。
じょうぶで作りやすくて、50日くらいで収穫できるんですって。
酷暑と極寒の時期をのぞけば、いつまいてもよくて、プランターや箱でも簡単に作れるので、家庭菜園に最適な野菜と書いてあります。
実際の種は、こんな感じです。
黒っぽいのや赤茶色のもあったりして、茶色の濃さがいろいろなんですね。
畝をつくる
夏の間に育てていた落花生が収穫を迎えて、その畑があいたので、そこをつかいます。
隣のトマトやオクラを育てていた場所もあいているので、2列つかいます。
土を耕して、苦土石灰を加えてよく混ぜたところに、種をばらまきします。
上に土をかけるのか、いまいちよく分からなかったので、そのまま土はかけずにいました。
後から調べてみると、やっぱり土はかけるみたいです。笑
まきどきが11月上旬までと書いてありましたが、まいたのは11月15日です。
さて、無事に発芽するでしょうか。
10日後に発芽を確認
種まきから10日後に、発芽を確認しました!
上から土をかけなかったのに、ちゃんと発芽しましたね。笑
12月・ノラ猫に荒らされる
うちの周りには、ノラ猫ちゃんたちが何匹かいるんですが、土があらわになっていると、てきめんに荒らされます。
フンもされるし、ちょっと困っています。
夏の間とか、雑草があったりすると全然大丈夫なのですが、雑草がなくなって土が丸見えになっちゃうと、やっぱり習性なんでしょうね。
今回も、まんまと足跡だらけで、畝の形はもはや残ってはいません。苦笑
ひ弱な芽がたくさんあるし、なかなかどうしようもできないので、気にせずそのまま様子を見ます。
芽は少しずつ間引いて、これも食べられるみたいです。
もう少し様子を見てから、間引いてみたいと思います。
冬の間・生長が止まる
何でもそうですが、寒くなると庭の植物はピタッと生長が止まりますね。
小カブの発芽した芽も、発芽してすぐに寒くなっちゃったので、生長が止まりました。
冬の間はそのままの状態でした。
2月中旬・枯れる
2月中旬に、それまで緑色だった小カブの芽が、枯れ始めていることに気付きました。
そして間もなくすっかりと茶色くなり、枯れました…。
やっぱりダメだったか~!
種まきの時期がやっぱり遅すぎましたね。
3月下旬・発芽した!
3月下旬になって春の訪れを感じ始める頃、何気なく庭を見ていると、なんと小カブが発芽していることに気付きました!
種をまいた時に、時期が遅かったため全部発芽できたわけではなかったので、その残っていた種が春の訪れと共に芽を出したようです。
2列の畑以外にも、あいていた場所に余った種をまいていたのですが、そちらの方が多く発芽していました。
だから小カブは全部そっちに移植してまとめることにしました。(うまく根付いてくれるといいけど…)
夏野菜もこれからどんどん畑に植えていくことになるので、場所をどう使うかは大事になってくるんですよね。
4月初旬・葉が大きくなっていく
暖かくなってきて、葉が少しずつ大きくなってきています。
冬の寒い時期には全く動きがなくても、こうして発芽や生長に適した時期がくれば、ちゃんと芽を出して伸びていくものなのですね。
4月中旬・カブが見えてる
4月中旬になって、さらに葉も大きくなってきましたね。
見てみると、根元に白いカブが見えています!
時なし小カブは、50日の短い期間で収穫できると書いてありましたが、あっという間に大きくなりますね。
うちの子どもが「早くカブを抜きたい!」と言っていますが、もうちょっと待っててね。
まとめ
少し時期が遅い、11月中旬に小カブの種まきをした様子についてお伝えしました。
11月上旬までが種のまきどきだったので、やっぱり遅かったですね。
でも残っていた種が冬を越えて、春の訪れと共に発芽し、その後順調に葉を伸ばしています。
適した時期を逃しても、植物が持つ生命力で、春が来ればまた生長を始めることがわかりました。
私はラッキョウやニンニクも時期を逃して、遅い時期に植え付けをしたのですが、そちらも春になったらちゃんと活動を再開して大きくなっています。
植物が持つ力は、本当にすごいですね。