白砂糖のとりすぎは、体に良くないと言われていますよね。
でもお子さんがいるご家庭では、白砂糖でべっこう飴作りなんていうのも楽しいものです♪
フライパンで簡単にできるべっこう飴作りを、うちの小学生の子どもたちとしてみました。
簡単にできるので、興味のある方はやってみてくださいね!
小学校でべっこう飴作り
小学校の時に学校の家庭科室で、べっこう飴作りをしたことがあります。
べっこう飴って、よくお店でも売っている、金色みたいな黄色のきれいな飴です。
小学生の時に、家に帰ってからすぐに自分でやってみて、とても楽しかったのを覚えています。
テレビを見ていたら、その時のことをふと思い出しました。
うちの子どもたちに「べっこう飴作ってみる?」と言うと、「やるー!」とやる気満々。
久しぶりに、べっこう飴作りをしてみました。
ちょうど、だいぶ前に実家からもらった白砂糖が、1袋あったんです。
でも私の家では、てんさい糖やオリゴ糖、きび砂糖などを使っているので、白砂糖の出番は全く無し。
ずっとキッチンの奥にしまわれていました。
やっとやって来た、白砂糖の出番!
さて、うまくできるでしょうか^^
何の砂糖でもできる?
実は最初、いつも使っている、茶色いてんさい糖でやったんです。
そしたら、全然うまくいかなくて、あめにならないんですよ!
「てんさい糖じゃだめなのかな?」と思って、2回目は実家からもらった、白砂糖でやってみました。
白砂糖だと、うまくできましたよ^^
でも調べてみると、きび砂糖とか三温糖とか、オリゴ糖でもちゃんと作れてる人もいるみたいです。
だから、白砂糖以外のお砂糖でも、できないわけではないんですよね、きっと。
だけど、きび砂糖とかてんさい糖とか、色のついた砂糖では固まりにくいとか、うまくできなかったと言っているもたくさんいました。
だから、茶色いお砂糖でもできなくはないけど、上白糖やグラニュー糖などの、精製された白い砂糖を選んだ方が、成功する可能性が高くなるのかなと思います。
べっこう飴の作り方
べっこう飴の作り方は、フライパンで作るやり方や、レンジで作るやり方など、いろいろあります。
同じフライパンでやる方法でも、アルミカップを使って、フライパンの洗い物が少なくなるやり方とか、いろんな方法があるんですね。
私は、子どもたちと一緒に作ることもあって、昔からの一番王道かな?と思う、フライパンで直接溶かすやり方でやってみました!
砂糖と水を入れる
フライパンに白砂糖と、水を入れます。
砂糖は結構、いっぱい入れました。
子どものお茶碗1杯くらいは入れたかな?
水は砂糖が溶ける程度の量で、少なめにしました。
完全に適当な分量でやってみましたが、それでもうまくいったので、なんとなくで大丈夫かと思います。
一応いろいろ調べてみましたが、水:砂糖の割合が、1:2、1:3、1:4あたりの分量で作っている人が多いようです。
間をとって、1:3くらいだといいですかね。
フライパンを加熱する
うちはガスでもIHでもない、ラジエントヒーターという調理器を使っています。
砂糖と水を混ぜたフライパンを、ラジエントヒーターの強火で加熱していきます。
ぶくぶく泡が出てきます。
初めは白いお砂糖の色ですが、だんだん黄色っぽくなっていきます。
薄い黄色になったら、加熱は終了です。
流して固める
アルミカップや、アルミホイルにスプーンで流していきます。
固まったら完成です!
アルミカップに爪楊枝で、棒付きキャンディーみたいにできますよ。
べっこう飴作り注意点は?
実はですね、最初てんさい糖でうまくできなかったと言いましたよね。
あの時は、水で溶かした砂糖水が、加熱していったら水分が蒸発して、結局最初のてんさい糖の状態に、戻ってしまったんですよ!
それで2回目は白砂糖で作ってみて、一応べっこう飴にはなりました。
べっこう飴にはなったんですけど、加熱しすぎて、すごい色になっちゃいました…。
自分が小学生の頃も、何回かこの状態になったことがあります。
べっこう飴って、あっという間に加熱が進んで、どんどん焦げていっちゃうんですよね。
濃い茶色になっちゃうと、もう苦くて食べられないです。
だから早めに火から下ろさなくちゃいけないんですよね。
この苦くなった黒いべっこう飴は、子どもたちが夏になったら、カブトムシ採りの仕掛けのエサに使うそうです。
って、樹液か!?
カチンコチンだけど…笑
というか、夏まで冷蔵庫に入れておくのね…。
私がコーヒー飲むときにでも、使ってみます。
(実際にコーヒーに入れてみた感想はこちら)
苦いべっこう飴に納得いかなかった私は、その後も再チャレンジしました。
てんさい糖、加熱しすぎに続いて、3回目のチャレンジです。
子どもたちは既にヒルナンデス見たくて、べっこう飴作りやめちゃいました。笑
「今度は焦がさないぞー!」と、1人で慎重に、弱めの火でやってみました。
そしたら今度は、最初のてんさい糖の時と同じように、なんとまた元の白砂糖に戻っちゃったんです!
なんでー!!涙
あきらめない私は、「水が少なかったのかも」と、水を多めにして再びチャレンジ。
ところがところが、またまた煮詰めていったら、白砂糖に戻っちゃったー!
ここでやっと、冷静にネットで調べました。
もっと早く調べればいいのに…。
調べてみて分かった、私が失敗した原因は、おそらく2つです。
私が失敗した2つの原因
まず一つ目は、焦がさないようにと弱火にしていたことです。
べっこう飴作りは、高温で作らないといけないみたいです。
苦くなったけど、ちゃんと飴になったときは、確かに最初から最後まで強火でやってました。
温度が低いと、飴にはならないみたいです。
それから失敗の原因2つ目は、加熱中はかきまぜちゃいけないということです。
私、念入りによ~く、かきまぜていました…。笑
ぶくぶく泡立っているときに、混ぜないでただそっと、見守っていなくてはならないそうです。
もし、色のムラなどがあったら、そっとフライパンを揺らす程度にしないといけません。
私は、弱火でかきまぜまくっていましたよ。笑
これが分かったら、もう一回チャレンジ!
次こそは、きれいな黄金色のあめ色に成功させてやるー!
強火、かきまぜない、という注意点を守ったら、今度はちゃんとできました^^
きれいな色ー♪
アルミホイルからも簡単に取れます。
アルミカップの方は、あめを取るときに、アルミホイルが破れて、破片が飴に残ることがあるので、気を付けてとりました。
早めに火から下ろしたので、ちょうどいい色にできましたね♪
溶かした状態の飴を、果物やドライフルーツにかけて、固まらせると、リンゴ飴やいちご飴もできます。
それに、紅茶の葉っぱや、お菓子作りのデコレーション用のトッピングを入れたり、かき氷のシロップで色をつけても、美味しい飴やカラフルでかわいいのができるみたいです。
ぜひやってみてくださいね!
後片付けは、フライパンを水に漬けておくだけで、思ったより簡単にとけて落ちます。
あめが伸びて固まった、細いあめをなめるのも、子どもたちは面白がっていました!
まとめ
白砂糖でお子さんと一緒に、簡単にキャンディー作りができますよ。
ポイントをおさえてやらないと、私のように何回もチャレンジすることになるので、気を付けてくださいね!
べっこう飴を作るときには、どこに流してどう固めるかを決めて、広げたアルミホイルなど用意してから火にかけると良いです。
ちょうどいい型に流せば、かわいい形もできますね。
べっこう飴は、どんどん加熱が進んであっという間に焦げてしまうので、早めに火から下ろすと良いです。
そして、すぐに冷えて堅く固まっちゃうので、手早く型やアルミホイルに流してくださいね!
おいしくできたので、うちは甘い物が好きな下の子と私が、食べ過ぎ注意ですー!笑
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