春の山菜をとってきました!
今回はワラビのアク抜きの様子をご紹介します。
春の山菜・ワラビ
春の山菜は多くの場合、基本的には新芽を食べます。
ワラビも葉っぱが開いているほど茎がかたくなってしまうので、あまり開いていないものを選びます。
もし根元がかたくてポキっと折れない場合は、少し上の方にずらして折ってみて、簡単に折れる柔らかい部分からとります。
今回はこのくらいとりました!
私は穂先は取り除く派ですが、そのまま食べる方もいると思うので、そこはお好みに合わせてになります。
今回はやりませんでしたが、穂先を取り除きたい方は、山菜採りをした山で穂先を取り除いてそこに捨ててくる(自然界にお返しする)と後からの処理が楽ですし、生ゴミも減ります。
現地で作業してくることで、袋に一緒に入ってしまった虫も取り除けるので、現地での作業がオススメです。
水で洗って、根元の折った部分が黒ずんでいるものは包丁で切って取り除きます。
アク抜きの方法はいろいろな方法がありますが、私は毎回重曹を使って行っています。
お掃除用ではなく食品用として売られている重曹を使ってください。
重曹は入れすぎるとワラビが溶けてドロドロになってしまうので、お気をつけください。
重曹の分量は調べてみましたが、人によっていろいろでした。
・ワラビが浸かるくらいの水1リットルに重曹小さじ1
・生ワラビ500gに重曹小さじ1
・生ワラビ400gに重曹大さじ1
と人によって違いがあるので、私もなんとなくいつも目分量で適当に入れています。
熱湯を少し冷まして80度くらいにしたお湯を注ぎます。
熱すぎると先ほどの重曹と同じく、溶けてしまうことがあるのだとか。
でも私は冷ますのが面倒で待てずに、沸かした熱湯をそのままいつもかけていますが毎回大丈夫です。
落とし蓋をして、ワラビの全体がしっかりとお湯に浸かるようにします。
一晩置くとこんな感じで、かなり濃い緑色になります。
この緑色がアクで苦味成分です。
植物性アルカロイドやポリフェノールの成分みたいです。
春の山菜は基本的に苦味やえぐみの成分のアクがあります。
冬の間に溜まった毒素排出を促すデトックス成分でもありますが、あまり強いと毒性もあるためアク抜きが必要になります。
天ぷらでそのまま食べられるタラの芽やフキノトウとは違って、ワラビは必ずアク抜きをしないと食べられない山菜ですので、しっかりアクを抜いていきましょう。
私の場合はきれいな水に取り替えて、さらに1日くらい水にさらしておいています。
そうするとまだ結構、緑色が出ます。
フライパンで砂糖・醤油・酒・みりんでさっと味をつけて完成です!
食感が残るようにあまり加熱しすぎないようにするのがオススメです。
鰹節やゴマ、マヨネーズなどいろいろアレンジできますね♪
ぜひ皆さんも春の山菜採りにお出かけしてみてくださーい♪