今年は庭の畑を拡大したいと思って、初めてアスパラガスの苗も植えてみました。
苗植えした数日後に知りましたが、アスパラガスって種まきから収穫まで、3年以上かかる野菜なんですね!
それに、土の深さも30㎝以上ないといけないみたいです。
既に植えてしまったところは、防草シートが入ってる浅い土なので、難しそうです。
そこで、別の防草シートが入っていない場所に、アスパラガス用のミニ畑を作りました。
どのように作ったか、やってみた様子や、その後のアスパラの生長についてお伝えしてみたいと思います!
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野菜を畑やプランターで栽培しよう!庭でイチゴやアスパラも
アスパラガスの苗にも種類がある
畑作りの本を見ていたら、アスパラガスは「一度しっかり育ててしまえば、10年~15年、収穫が楽しめる」「庭のすみに植えておくと便利」って載ってたんですよ。
それで「やってみよう♪」って思って植えてみましたが、いろいろ調べてみたら、種まきから収穫まで3年以上かかるというじゃありませんか!
アスパラガスは宿根性の植物なので、冬は地面の上に出ている部分が枯れてしまいます。
でも毎年新芽を出して年々、株が大きくなっていくそうです。
株が大きくなっていくと、収穫量もどんどん増えて、だんだん質も良くなっていきます。
確かに、お店の苗コーナーで見たら、小さくて価格が安い198円のアスパラの苗と、背丈が大きくて価格も高い800円前後とかのアスパラの苗がありました。
「既に1~2年育てて売っている苗なら、植えたその年から収穫ができる」って本に書いてあったけど、そういうことかぁ!
土作りをしよう
まずは、畑の土作りからしていきます。
今回アスパラガスの畑にしようと思っている場所は、畑としては使っていなかった場所です。
雑草や伸びたヒメイワダレソウ、落ち葉などがいっぱいたまっています。
ワラジムシたちの、絶好のすみかになっています…。
雑草を抜いてクワで耕す
まず、雑草を引っこ抜いて、地面を鍬(クワ)で耕します。
今回、庭の畑をいろいろ拡大しようと思って、初めてクワを買ったんですよ!
ホーマックで、税込み1738円の、「3wayガーデンツール」です。
これ1本で、「耕す・削る・すくう」の3つの機能があるそうです!
クワもいろいろな種類があって悩みました。
初心者だし家庭菜園用だから、重かったり柄が長いものよりも、ステンレス製で軽くて、柄もそんなに長くない、扱いやすい物がいいなぁと思ってこれにしました。
それに3wayだし!
初めてクワを使いましたが、クワの威力はすごいですねー!
小学生のうちの子たちが使っても、あっという間に耕せちゃうのでびっくりしました。
これがあると、頑固なシバやスギナの地面も、どんどん耕せます。
道具って大事ですね!
とった雑草や落ち葉は、うちは雪遊び用のソリにいつも乗せちゃいます。笑
たくさん乗せられるし、運びやすいから便利です。
ふるいを使ってふるう
細かい根っこや石、落ち葉は手で取り除くのは大変なので、園芸用のふるいを使って取り除きます。
ふるっていくと、結構石もありますね。
苦土石灰を混ぜる
大体取り除けたら、「苦土石灰」を混ぜます。
雑草だらけのところは、土が酸性に傾いているので、アルカリ性の石灰をまくことで、バランスが整います。
この苦土石灰は、粒なのでまきやすいです。
これをクワやシャベルを使って混ぜます。
柵で囲む
使わない柵があったので、ここを囲ってみます。
できました!
柵で囲むと、雰囲気が出ますね。
長さもちょうどピッタリな感じでした。
苗を植えよう
土作りができた畑に、アスパラガスの苗を植えていきます。
今回、新しく買い足した苗が2つです。
それから、防草シートが入っている浅いところに植えてしまったアスパラガスも、こちらに移します。
できましたー!
アスパラのコンパニオンプランツ
植物には、コンパニオンプランツというのがあります。
コンパニオンプランツというのは、一緒に育てることで、お互いに良い影響を与える植物のことです。
野菜やハーブ、花など、いろいろな良い影響を与える組み合わせがあるんですよ。
アスパラガスやトマト、ニンジンなどと一緒にパセリを育てると、野菜の生育を助けたり、風味をよくする働きがあります。
コンパニオンプランツには、一緒に植えることで、匂いや根から分泌する成分などによって、病害虫を抑える働きがあるものもあります。
農薬を使わずに、病害虫を抑えられるのはいいですよね!
なので今回は、アスパラガスのコンパニオンプランツの、パセリを間に植えました。
細いアスパラがニョキニョキ出てくる
その後、アスパラの葉っぱの根元からは、細いアスパラが、ニョキニョキ出てきています。
姿はアスパラですが、すごく細いです。
アスパラは新芽なので、このまま生長させると、フサフサの葉っぱになっていきます。
もちろん収穫はできないので、このまま生長させて、3年くらいかけて株自体を大きく太らせていきます。
きれいな葉っぱになる
ニョキニョキ出てきていた、細いアスパラの芽が、立派な葉っぱに生長しています。
コンパニオンプランツのパセリがアリだらけ
アスパラガスと相性の良いコンパニオンプランツとして一緒に植えているパセリが、アリだらけになっていました。
よくよく見てみると、パセリの根元にアブラムシがたくさん付いていて、それに集まっているようです。
アブラムシの排泄物には糖分が含まれているので、アリはこの甘い糖分を求めて集まってきています。
害虫には酢水スプレーが良いみたいなのでかけてみましたが、濃度が違ったのか、特に変化は見られませんでした。
とりあえずこのまま様子を見ていきたいと思います。
葉っぱがどんどん生長する
その後も葉っぱは、どんどん生長しています。
ふっさふさです。
葉っぱはすぐに倒れちゃうので、麻紐などで支柱に結んでいます。
新しく出てくる新芽も、売ってるアスパラガスよりは全然まだ細いですが、最初よりだいぶ太くなってきましたよ。
順調に株が大きくなってきているようですね。
12月の色付いた葉の様子
葉っぱが黄緑色や黄色っぽくなっています。
その後すっかり茶色くなって枯れたので、根元からハサミで切り取りました。
その状態で冬を越えました。
春になってアスパラが出てきた
寒い冬が過ぎて、春になりました。
根元からアスパラの頭が顔を出しました!
1年目の昨年は針金のような細さでしたが、今年は普通のアスパラサイズの太さが生えてきています。
2年目から収穫してもいいみたいですけど、柔らかく食べられる時期はとても短くて、すぐに固くなるみたいです。
1、2本味見してみようかなと思っていましたが、あっという間に大きくなってしまいました!
もう固いと思うので、3年目の来年から収穫したいと思います。
本当にぐんぐん大きくなっていきますよ。
まとめ
アスパラガスの畑作りについてお伝えしました。
自分の家の庭で、アスパラがとれたらいいですよね!
株も2年目になってだいぶ大きくなってきているようです。
来年の収穫が楽しみです!