桃は甘くて、とっても美味いですよね。
あまり品種名は知られていませんが、桃にはたくさんの種類があります。
その種類によっても、かたさや特徴が全然違うんですよ。
そんな桃の、おいしい食べ頃の見分け方はご存じですか?
桃の食べ頃の見分け方や、おいしい食べ方、簡単な皮のむき方について、ご紹介したいと思います。
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桃の食べ頃はある?
桃にはたくさんの品種があります。
桃のそれぞれの品種の、旬は短くて、傷みやすいデリケートな果物なので、生産者さんはとても気を遣います。
そのため、桃はある程度かための状態で収穫されて、輸送されます。
そうしないと、ぶつかったところなどが、すぐに黒く変色してくるからです。
果物によっては、熟した度合いによって、食べ頃の時期が大体決まってきます。
でも桃は、食べる人の好みによって、食べ頃も違ってくる果物です。
まだかたい状態の桃が好きな人と、柔らかくなった桃が好きな人とがいると思います。
私の父親は、かたい桃が好きで、柔らかくなった桃は、あまり食べようとしませんでした。
私は柔らかくなった桃の方が好きですけどね。
あなたはかたい桃と、柔らかい桃、どちらの桃が好きですか?
一般的に食べ頃と言われる時期は?
桃は、かたいのが好きな人と、柔らかくなったのが好きな人に、好みが分かれる果物です。
とは言っても、やっぱり柔らかくなった桃が好きという人の方が、多いのではないでしょうか?
柔らかい桃が好きな人にとっての、食べ頃の見分け方は、大きく分けて、3つのポイントが上げられます。
①くぼみがクリーム色になる
収穫したばかりの時は、くぼみの部分が、緑色でまだ青みがかっています。
そこから、緑色がだんだん抜けてきて、白やクリーム色っぽくなったら、成熟して食べ頃になっています。
②触ると柔らかい
桃は下の部分からやわらかくなります。
そのため、最後に熟してくる、上の枝側の部分を触って、その柔らかさで、食べ頃を確かめます。
手で優しく触ってみて、果肉に柔らかさが感じられたら、食べ頃です。
③甘い香りがしてくる
食べ頃になると、桃は甘い香りがしてきます。
香りが漂ってくる頃には、皮も手でむけるほどになっていて、おいしい食べ頃です。
かたいときは追熟させる
自分の好みの食べ頃には、まだなっていないと思ったら、追熟をさせましょう。
常温で数日置いておくと、追熟させることができます。
このときのポイントは、冷蔵庫に入れないで、常温に置くことです。
冷蔵庫に入れると、追熟しにくくて、甘さも落ちる可能性があります。
おいしく食べるには?
桃は冷やすと、より一層おいしく食べられます。
でも保存するために、長時間冷蔵庫に入れてしまうと、味が落ちてしまうことがあります。
そのため、冷蔵庫で冷やすときには、食べる直前(1~2時間くらい前)に入れるのがおすすめです。
うまくいく皮のむき方は?
①皮ごと、くし切りにしてからむく
じようずな桃のむき方。
※去年の情報 pic.twitter.com/xxbmHTvaXc— 高橋正明 (@buzzmeak) August 18, 2018
皮をすぐむいてしまうと、にぎった手で、桃がつぶれてしまったり、つるつる滑ってしまします。
皮ごと、くし切りをしてから、1つずつ皮をむくとむきやすいです。
②アボカドのように半分に割ってからむく
めっちゃいい匂いを堪能してから
最近TLで見た桃のむき方ツイートをやってみた
一周プラナイフでくるっと切って桃持ってねじってパカッ
簡単…
うまい…
幸福…
桃はくるっとするだけで食えて種しか食えないとこないしうまいしいい匂いだし素晴らしいな pic.twitter.com/RBOiS8quAt— entanglement (@ent_entelechy) August 27, 2019
食べ頃の桃は、アボカドと同じようにしてむくことができます。
桃のくぼんでいるところに包丁を入れて、種が当たるところまで、切ります。
そこから種に沿うように、ぐるっと一周させて包丁を入れて、半分に切り込みをいれます。
瓶のフタを開けるように、上下を持ってひねると、桃が半分に切れます。
アボカドとは違って、桃の繊維を切るようなイメージで、少しずつひねるのがコツです。
片方に付いている桃の種は、包丁の先を根元に入れて繊維を切るようにして取ります。
その後、くし切りして、1切れずつ、皮をむきます。
熟れすぎていたり、かたすぎる桃ではできないので、食べ頃の桃を選んでやってみてくださいね。
③包丁の背でこすってから両手でむく
包丁の背で、桃の皮をこすります。
へたの周りなども、まんべんなく丁寧になでます。
こうすることで、皮と果肉が離れやすくなります。
その後、桃の上の部分に、包丁で1本の切れ込みを入れます。
切れ込みの左右を両手で持って、両側に広げると、切れ込みの部分からつるんとむけます。
④トマトのように湯むきをする
【みんなはどうしてる?】簡単にできる桃のむき方&切り方🍑
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桃は、沸騰したお湯で湯むきすることもできます。
熱湯に桃を入れて、20秒~30秒ほどゆでます。
氷水に、桃を入れ5分ほど冷やし、湯むきします。
⑤トマトピーラーでむく
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トマトピーラーという刃の部分が、ギザギザになっているピーラーを使うと、桃もむくことができます。
刃がギザギザで、しっかり食材に食い込むので、トマトや桃のような柔らかくて、皮が薄い野菜や果物に、おすすめのピーラーです。
皮のまま食べるのもあり!
皮の簡単なむき方についてご紹介してきましたが、実は桃の産地では、皮がついたまま食べることも多いんですよ。
桃の一番甘みがある部分は、皮に面している部分なんです。
ぶどうやりんごなども、皮の近くが甘くておいしかったりしますよね。
皮と実の間には栄養も多いので、よく洗ってそのまま皮ごと食べるという方法もありです。
まとめ
桃の食べ頃の見分け方や、おいしい食べ方、皮のむき方についてご紹介しました。
桃は、好みによって、かたい状態のときに食べたり、追熟させて柔らかくして食べたり、皮ごと食べるなど、いろいろな楽しみ方があります。
お好みに合わせて、旬の時期には是非、おいしい桃を楽しんでくださいね!