YouTubeを見ていたら、野菜の水耕栽培をしている人の動画がありました。
私は、豆苗くらいしか野菜の水耕栽培はしたことがありませんでしたが、結構いろんな野菜が水耕栽培できるみたいです。
面白そうだったので、私もやってみることにしました。
野菜の再生栽培
野菜の一部分を切り取って、また栽培して育てることを「再生栽培」と言います。
再生栽培で育てられた野菜は「再生野菜」とも言われます。
外出自粛の毎日の中で、家で料理をする人が増えて、さらにお家時間を充実させようという気持ちも高まって、この再生栽培を始める人が増えているそうです。
なんとなく、節約しているような気にもなりますしね。
再生栽培は、野菜の生長点を使って行います。
野菜が伸びようとする作用が強く働く部分で、生命力のかたまりの部分になります。
そしてその生長点は、とても栄養が濃いんだそうですよ。
だから、いろんな種を発芽させた「スプラウト」は、盛んに生長している真っ最中で、ビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどが豊富と言われているんですね。
ファイトケミカルは、活性酸素を除去してくれる、抗酸化成分で、健康効果が高いと言われています。
それから、野菜の水耕栽培は、虫や農薬を気にせずに安心して使えるというのも良いですね。
私の場合、野菜の水耕栽培は一番最初は、パセリの水耕栽培から始まりました。
私のように虫が苦手だったり、いちいち庭の畑に野菜を摘みに行くのが面倒という人は、キッチンで水耕栽培すれば、虫も気にせずいつでも気軽に料理に使うことができますよ。
再生栽培をしてみて気付いたポイント
野菜の水耕栽培をしている中で、私が気付いたポイントがいくつかあります。
これから水耕栽培をする方は、参考にしてみてくださいね!
生長点以外は取り除いてよい
野菜の再生栽培は、生長点を使って行うので、もう生長しない部分は、取り除いても良いことが分かりました。
例えば大根で言うと、周りの短い、古い茎の部分です。
新しい小さい葉っぱがどんどん出てくるので、古い茎が残ってると、新しい葉っぱが伸びていくのに、じゃまにもなります。
野菜は長めに切る
野菜は思い切って、少し長めに切った方がいいです。
例えば大根のように、水につけていると傷みやすいものは、長めに切っていれば、傷んだところをその都度、包丁で切って取り除いていくことができます。
それに野菜は下の部分だけを水にひたしておくのですが、短すぎると水をほんの少ししか入れられません。
少ししか入れられないと、油断したときに、水が吸収と蒸発で、ほとんどなくなってしまって、「おっと!」となることがあります。
長めの方が、いろいろと対応しやすいですよ。
水は毎日交換する
水は暖かい季節になっていれば特に、毎日交換した方がいいです。
夏は、1日2回交換する方がいいみたいです。
うっかり交換を忘れると、残念なことになります…。
子どもも興味を持って観察できる
私はキッチンで育てているのですが、よく見える場所だということもありますが、子どもたちも興味を持って観察しています。
「ちょっと葉っぱ出てきたね」「大きくなってきたね」と、子どもたちも野菜の生長に関心を持っているようです。
子どものうちから植物の生長や、食に関心を持つことは、大切なことですよね。
小さいお子さんがいるご家庭では、是非一緒に観察してみてくださいね!
次では、私が育てている野菜の再生栽培について、簡単にご紹介していきます。
興味のある野菜は、是非関連記事から、大きくなっていく様子を、詳しく見てみてくださいね!
パセリは室内の水耕栽培にピッタリ
パセリは料理に使う時に、一度に大量に使うというより、少しずつ使うことが多くないですか?
パセリを買っても、全部使い切れないうちに、しおれてしまったり。
そんなパセリは、室内で水耕栽培をするのにピッタリな野菜です。
キッチンで育てていれば、ちょっと添えたり、刻んでかけたり混ぜたり、気軽にいろんな料理に使うことができますよ。
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大根はすぐ傷むから注意
大根は葉っぱがぐんぐん育つので、育てていても楽しいのですが、他の野菜よりも傷みやすいです。
毎日の水かえは必須です!
水につかっている部分から、腐っていかないように、気を付けて栽培してくださいね。
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大根の水耕栽培したら、葉っぱの中心からぐんぐん育つ
長ネギはその日のうちに生長が分かる
長ネギは、その日のうちに、生長の変化が見られるので、面白いですよ。
日を追うごとに、上の緑の部分だけじゃなくて、下からは根っこもどんどん伸びます。
周りの白い部分の乾燥っぷりと、それに対して、真ん中の緑の部分のイキイキ感が、なんとも言えずたまらないです~!笑
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長ネギの根元を切って水耕栽培してみたら結構伸びが早かった
ニンジンはとにかくゆっくり
私は大根の後にニンジンを育て始めました。
だからニンジンの葉っぱの、ゆっくりな生長のスピードに「えっ?遅っ!」と、逆に驚きました。笑
伸びはゆっくりですが、生えてきた小さな葉っぱは、フリフリでとってもかわいいですよ♡
葉っぱ付きのニンジンは、そんなに売ってないので、自分で育てて葉っぱを食べてみるのもいいですね。
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ニンジンの水耕栽培は他の野菜よりもペースがゆっくり
アヤメカブが大根を追い越す勢い
アヤメカブは、皮がきれいな紫と白のグラデーションになっているのが特徴のカブです。
優しい紫色が、とってもきれいですよね。
大根より後に育て始めたアヤメカブですが、大根のスピードを追い越す勢いで、ぐんぐん葉っぱが伸びました。
アヤメカブのイキイキした葉っぱは、とても美味しそうです!
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ホウレンソウは他の野菜よりちょっと難しい
葉物野菜のホウレンソウは、他の野菜よりも私はちょっと面倒だし難しかったです。
水に入れていても、根菜のように安定しないで、横になってしまいやすいし、横になると水についてしまったところから、どんどん傷みます。
ウレタンに種まきをして、種からの水耕栽培の方が、もしかしたらやりやすいのかもしれませんね。
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キャベツの芯もできるか挑戦!
野菜を見ていると、「これも水耕栽培できるのかな?」と、つい考えるようになってしまいました。笑
キャベツの真ん中を見ていたら、「これも、もしかしたら伸びるかも!」と思ったので、実験してみました。
急激な変化というのはあまりないのですが、葉っぱが少しずつ濃い緑色に変化しました。
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まとめ
私がキッチンで育てている、野菜の水耕栽培についてご紹介しました。
育ててみたい野菜はありましたか?
毎日の水替えをしっかりすれば、比較的簡単に育てることができます。
興味があれば、是非野菜の水耕栽培に、チャレンジしてみてくださいね!
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