我が家では、あいコープみやぎの食材宅配サービスを利用しています。
あいコープみやぎでは、家族で参加できる、楽しい生産者さんとの、交流イベントも開催しています。
私は下の子と一緒に、原木椎茸狩り体験に参加したことがあります。
収穫だけではなくて、植菌体験もさせていただいて、とても貴重な体験でした。
しかも、家で原木しいたけを栽培できる、おみやげのミニ原木までいただきました!
東日本大震災の原発事故の影響を受けた、宮城の原木しいたけについてや、原木しいたけ狩り体験の様子について、お伝えしたいと思います。
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椎茸がおいしく育つためには
生椎茸が1番おいしい季節って、いつだか知っていますか?
それは、桜が咲く4月です。
冬の寒さの中で、ゆっくり育つことで、肉厚のしいたけになります。
朝晩の適度な冷え込みがある宮城の気候が、原木しいたけの旨みを一層深めていきます。
放射能とのたたかい
東日本大震災の、原発事故の影響を、東北の豊かな森も受けました。
椎茸作りに必要な、原木は使えない状況になって、東日本各地の原木しいたけは、出荷停止になってしまいました。
でも、地域の里山が使えないままだと、森がどんどん荒れていくんですよね。
「里山が荒れて、原木しいたけ生産の技術まで絶やしてはいけない」と、生産者さんたちは立ち上がりました。
でも、汚染のない原木を集めることや、栽培する環境を作ることは、とても大変でした。
そんな時に、九州や長野の自治体や、生産者仲間の皆さんから、原木供給の申し入れがありました。
そして県や市の行政も一体になった、除染と対策を進めて、震災から4年後にやっと、念願の出荷再開に至りました。
その苦労と努力があって、私たちがまた、おいしい原木椎茸を食べられるようになったのですね。
しいたけ狩り体験に参加
私が参加した、あいコープみやぎの、原木しいたけ狩り体験では、とっても見事な肉厚のしいたけを自分で収穫することができました。
うちの子も私も、原木しいたけを収穫するのは初めての体験です。
その生産者さんのところでは、屋内の人工のほだ場(椎茸を育てる場所)もありますが、森の斜面に、天然のほだ場もあります。
斜面にずらりと並んだ、原木の光景を見るだけでも「おー!」と驚きます。
丸々太った立派な椎茸がたくさんあって、すごかったです!
うちの子も、まだ保育所に通っている頃でしたが、面白くって、自分でどんどん斜面を上り下りして、大きい椎茸を見つけては袋に入れてました。
それに、木に、ドリルで穴を開けて、その穴に菌を植え付ける、植菌体験もしました。
なかなかできる体験ではないですからね。
「こうやって育てているんだ~」と実際に作業してみて、ほんの一部分ですが、知ることができました。
子どもと参加できて、ほんと良かったです!
お昼はおいしい、椎茸料理をいただきました。
炭火で焼いて、醤油をかけていただく、新鮮な椎茸は、とっても美味しかったです!
生産者さんが語る栽培の難しさ
生産者さんのお話を聞いて、ここまでくるのにも、とっても大変なご苦労があったと分かりました。
九州や長野の自治体や、生産者さんから、原木を供給してもらいましたが、西日本の原木を、東北の椎茸作りに使うのは、思っていた以上に、難しいことだったそうです。
原木の産地が変わると、椎茸の育ち方も違ってしまうのですね。
気候の違いや椎茸の菌種、温度、湿度の管理を、いろいろ試行錯誤する中で、少しずつ安定した生産ができるようになったそうです。
何気なく食材を買っている私たちですが、たくさんの思いがあって、作られているんですね。
まとめ
あいコープみやぎの原木しいたけや、原木しいたけ狩り体験について、お伝えしました。
ちなみに、私の母親は私が幼稚園の頃、親戚で山奥にキノコ狩りに行ったところ、毒キノコが混ざっていて、食中毒を起こしました…。
無事生還しましたが、危ないところでした。
野生のキノコには、皆さんくれぐれもご注意ください!
安心安全なおいしい、あいコープみやぎの原木しいたけを是非お試しあれ~!
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