魚を酢を塗ったフライパンで焼くとくっつかないか検証②

魚を焼くフライパン 調味料

テレビ番組で「魚焼きグリルの網に酢を塗ると、焼いた魚がくっつかないできれいにとれる」って言っていました。

それで「フライパンでもくっつかない?」と思い、焦げ付きがひどくて今は使っていないフライパンを使ってやってみました。

やってみたら、本当にくっつかない感じがしました。

でも一度だけでは「たまたま?」という思いも、自分の中でぬぐいきれないので、またチャレンジしてみました。

その結果について、お伝えしたいと思います!

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<前回の様子についてはこちら>
魚焼きグリルくっつかない方法は酢。フライパンでもやってみた

やっぱりくっつかないか再検証

今回も使うのは、うちに唯一ある酢の「純りんご酢」です。

こちらの酢を、フライパンに少量入れます。

油は入れていません。

そこへ、魚を投入!

皮の方から焼きます。

少し焼けたところで、ひっくり返してみましょう。

ちょっと皮がくっつきましたが、このくらいなら、まあまあですね。

少し皮がくっつくところはあります。

こんな感じです。

でも、身がボロボロに崩れることもなく、無事に全部ひっくり返せました!

やったー♪

少したってから、さらにひっくり返すと、こっち側は骨の方なので、くっつくことはありませんね。

このフライパンは、本当にくっつきまくって身がボロボロになったり、焦げ焦げになったりして、話にならないので、使っていなかったフライパンです。

野菜をゆでたりするときには、たまに使うこともありましたが、焼き物や炒め物には使っていませんでした。

それが、ここまで魚の身が崩れずに焼けるのは、やっぱり酢のくっつきを防ぐ力が、フライパンでも発揮されているんだと思います。

フライパンを洗ってみよう

魚をお皿に移した後のフライパンは、こんな感じです。

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前回、その威力を一番感じたのは、魚を焼いた後のフライパンを洗った時だったんですよね。

今回はどうでしょう。

お湯をかけて、軽くスポンジでこすってみます。

やっぱり軽くこすっただけで、汚れがスルリととれました!

洗剤を付けて、残ったところを集中的にこすったら、すっかりきれい!

このフライパンで焼いたら、洗うのもひと苦労なはずなのに、簡単に洗うことができました!

2回検証してみてハッキリしましたね。

我が家のほぼ引退したこのフライパンでも、酢を使うと、魚のくっつきを防いでくれます!

これなら洗うのが本当に楽です♪

今まで魚を焼くときに使っていた、このシートも使わなくていいから、調理用シートの節約にもなります。

少量の酢を使った方が、安上がりですからね。

旦那さんがチャレンジして失敗?

私が庭の雑草取りをしている間、旦那さんが夕食を作ってくれていました。

そしたら、酢の匂いがすごくしてきたので「今日はちらし寿司か~」と思っていたんですよね。

雑草取りが終わって家の中に入ったら、全然ちらし寿司じゃないんですよ!

「外がめっちゃ酢の匂いしてたけど!」と驚く私。

そしたら旦那さんが「魚焼くとき、酢で焼くとくっつかないって言ってたから、やってみたんだけど…。」と、夕食のメニューは、酢で焼いた魚でした。笑

でも、あんなに酢の匂いがプンプンしていたのに、思った以上に魚がフライパンにくっついている様子。

おかしいな…。私の説が…。汗

いろいろ考えて、また別の日に、改めてくっつくフライパンで、酢を使って魚を焼いてみました。

そうしたら、やっぱりちゃんとうまくいくんですよね。

でも改めてやってみて思ったんですけど、たぶん成功するためのポイントがいくつかありそうです。

フライパンが熱くなる前に酢を入れる

まず一つ目のポイントは、フライパンが熱くなる前に、酢を入れることです。

火をつけてからうっかりしていて、フライパンが結構熱くなってから酢を入れたことがあったんです。

そうすると、一気に酢が蒸発してすごいことになったんですよね。

激しくジュワジュワいってるし、酢臭いし…。

フライパンに酢を入れる時は、熱くなる前に入れるのがポイントです。

魚も熱くなる前に入れる

魚を焼くフライパン

フライパンに酢を入れたら、魚もフライパンが熱くなる前に入れます。

そうしないと、結局フライパンが熱くなってきたら、酢が激しくジュワジュワ言い出して、一気に蒸発していっちゃうので。

魚に酢をまんべんなく付ける

そもそも魚を焼くときにフライパンにくっついてしまうのは、魚のタンパク質が変化して、金属とくっつく「熱凝着」という現象が起こるからです。

肉などもそうですが、動物性のタンパク質は加熱されると、この「熱凝着」という現象が起こるんですね。

動物性タンパク質は、お酢と反応すると固くなるので、酢を使うことによって、最初に酢と反応して、それでフライパンにくっつきにくくなります。

なので、菜箸で魚を動かして、表面に酢をまんべんなく付けて、最初に酢と反応させてしまえばいいんですね。

ということは、魚を酢にひたしてから焼いてもいいということかしら?

でもそれだと、もっとたくさんの酢を使うことになるし、余計な洗い物も出そうだから、やっぱりフライパンに入れる方法が手軽で良さそうですね!

まとめ

魚焼きグリルだけじゃなくてフライパンでも、酢を使うと動物性タンパク質の熱凝着を防いでくれるということが、私の中では実証されました。(あくまで私の体感ですけど)

知らなければ分からない、料理の知恵ですね。

ぜひ皆さんも、お料理するときの参考にしてみてくださいね!

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この記事を書いた人
れっきー

宮城県の子育てライフカウンセラー・保育士で二児の母です♪

忙しい毎日の中でも、無理なくできる、おいしい食事でつくる、ピュアライフについてご紹介しています。

保育士と子育ての両立で忙しい中、食材宅配と出会いました。

子育て中や共働きで時短を目指したいママに、食材宅配はとってもおすすめです!

食や生活用品の安全基準がしっかりしている宅配を選べば、家族の健康にとっても、安心感がありますよ。

ぜひ、毎日の食生活や日用品選びの参考にしてみてくださいね。

野菜の水耕栽培や家庭菜園もやってます!

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