昨年パセリの苗を買って、庭の小さな畑に植えました。
最初は葉が伸びるたびに喜んで摘んでいたのですが、そのうち消費しきれなくなり…。
夏になって庭の虫がどんどん増えていって、やがて私は触らなくなりました。笑
でも冬を越えて、今年も青々としているんですよね。
私の場合、庭だと面倒でとらなくなるので、家の中で育てることにしました。
良いのかダメなのか分からないけど、根っこを洗って水栽培!
そしたら、葉っぱに変化が出てきました。
我が家の水栽培パセリについてお伝えします。
<その他の水耕栽培についてはこちら>
水耕栽培で野菜を育ててみたら、どんどん伸びて面白い!
キッチンで水栽培
庭にあっても、活用されなくなってしまったパセリを、キッチンで育てることにしました。
目の前にあれば、料理にさっと使いますからね。
大きめの瓶に入れて、こんな感じです♪
畑の土の中に入っていたパセリなので、根っこを洗って、ただ水に入れてます。
やっぱり、いつも目に入るところにあると、積極的に料理に使おうと思うんですよね。
葉っぱが伸び伸びになってきたら、たくさんキッチンばさみで切り取って、油で揚げれば美味しくいっぱい食べられます。
畑時代から生えていた葉っぱは、洗うと意外と土が飛んで付いていたので、よく洗いました。
ひと冬超えてますからね。
あとから生えてきた葉っぱは、土も付いていなくてきれいで使いやすいです♪
室内栽培なら、虫もついてないので安心です!
葉っぱが黄色くなっちゃう
「これはいい!」と満足していた、パセリの室内水栽培。
でも2週間くらいした頃から、新しく出てくる葉っぱが、若い黄緑色から、パセリの濃い緑色にならなくなってきました。
やっぱり室内だと日光が足りないのかな?
畑でほったらかしの時は、あんなに濃い緑でイキイキしてたのに。
置いているところが、直接日光が当たるところではないので、置き場所を変えないとダメかな。
濃い緑にならないで、そのまま黄色くしおれちゃうところは、その都度取り除くようにしました。
葉っぱの形に変化
さらにそこから1週間ほど経過したところで、葉っぱにまた別の変化が出てきました。
普通パセリって、葉っぱの1つ1つがギザギザしていて、フリフリになってますよね。
それが、なんと!
ギザギザがなくなって、ビヨーンと長く伸びている葉っぱが出てきました!
写真だと分かりにくいけど、そこの部分だけ見たら、パセリとは思えない別の植物みたい!
これについて調べてみたら、その理由が分かりました。
パセリは二年草で、うちのパセリのように冬を越すと、花茎というものができて、花を咲かせる準備をするのだそうです。
この違う形のところは、花を咲かせる準備に入ったみたいです。
確かに他のところよりも、茎自体が長く伸びてきました。
これが花茎なんですね。
花が咲けば、この株は枯れてしまいますが、種をとってまけば、またパセリが楽しめます!
種は水耕栽培で発芽させて、小さいうちにスプラウトとして食べても良いのだそうですよ。
それに他にもいろいろ調べてみたら、パセリはプランターで室内で栽培もできるし、水耕栽培もできるんですって。
私が思いつきでやったことも、突拍子もない邪道ではなかったようです。笑
やっぱり日光にしっかり当てると、葉の色が鮮やかになって、香りも強くなるんだそうです。
うちは反日陰の環境だったので、畑の時より全体的に緑の色も少し薄くなったし、味もマイルドになった感じがします。
パセリって面白いですね!
花茎が伸びる
パセリっぽくない葉っぱが出てきたところは、花を咲かせる準備をしている、花茎だということが分かりました。
そこで、花茎の生長や変化をこれから観察していきたいと思います!
その後もやっぱりここの茎の部分だけ、長く伸びてきています。
花が咲いたらこの株は枯れてしまうので、今のうちにパセリを楽しみたいと思います。
ということで、今日の朝食のメインは、こんな感じにしてみました♪
食パンに、チーズとマヨネーズを少々、真ん中に卵を落として、パセリをちらしました♡
子どもたちはパセリは嫌がるんですよね…。
だから大人だけ、パセリの香りを楽しみました^^
パセリってわざわざ買っても、全部使い切れなかったりしませんか?(冷凍すればいいんですけどね)
ほんのちょっと料理の彩りに添えたい時とかは、キッチンでの水耕栽培はおすすめですよ!
その後の花茎の様子
花を咲かせる準備をしている花茎は、相変わらずそこの部分の茎だけ、ビヨーンと伸びています。
でもちょっと下の方の葉っぱが少ししおれて、枯れてきた部分があります。
一番上の、おそらくいずれ花が咲くと思われる部分は、とてもイキイキしています。
栄養分も何も与えていないけど、花が咲く部分に、エネルギーを集中させているのかな?
花は咲かなそう…
その後だんだん枯れてきました。
花が咲きそうだと思っていた部分まで、枯れてきました。
栄養や環境がちょっと不十分だったみたいですね。
例えばここから、土に植え替えしたらどうなるんだろう?
復活するのかしら?
土に植えてみよう!
ということで、だんだん枯れてきたパセリを、試しに土に植えてみたいと思います!
ちょうど最近あいたテラコッタ(素焼きの焼き物)があったので、それに植えてみましょう。
土が入ったままだったので、ちょっと「苦土石灰」を混ぜて、栄養を補給しようと思います。
粒状の苦土石灰を、パラパラパラ…
スコップで混ぜまーす。
この土は、前にギャザリング教室に参加した時に、いただいた土です。
ギャザリングは、寄せ植えに似ているんですけど、まず植物の苗の根元を崩して、小さな苗にします。
いろいろな種類の植物の小さな苗を、花束のように組み合わせた新しい苗を作って、一緒に植える方法なんですよ。
ギャザリングで鉢に植えると、こんな感じです。
木の繊維みたいなのが、いっぱい入った土ですよね。
ここに、元気がなくなったパセリを植えていきましょう。
2株あるんですけど、小さいテラコッタなので、1株で根っこがいっぱいになっちゃいますね。
花茎を伸ばしていた方の、1株だけ植えようと思います。
できました!
一応、根元に見えている小さい葉っぱが、土に埋まらないようにしてみました。
もう一つの方は、どうしよう…。
もうあいている鉢やプランターがないんですよね。
この前、野菜の苗を畑に植えたんですけど、その横に植えられそうなので、そこにしましょう♪
できましたー!
パセリはコンパニオンプランツ
パセリをテラコッタと畑のすみに植えていましたが、わけあってお引越ししました。
パセリって、アスパラガスやトマト、ニンジンなどのコンパニオンプランツなんですって!
コンパニオンプランツというのは、一緒に育てることでお互いに良い影響を与える植物のことです。
パセリは、アスパラガスやトマト、ニンジンなどと一緒に育てると、野菜の生育を助けたり、風味をよくする働きがあるんですって。
コンパニオンプランツは、一緒に植えることで、匂いや根から分泌する成分などによって、病害虫を抑える働きがあるものもあります。
農薬を使わずに、病害虫を抑えられるのはいいですよね。
今回、庭の別の場所に、アスパラガスだけの新しい畑を作ったんです。
ということで、アスパラ専用ミニ畑に、パセリたち集合ー!
別の畑にいたパセリも…
テラコッタにいたパセリも、そちらの畑に植えます。
テラコッタの方は、枯れている部分は取り除こうと思います。
チョキン!
根元だけになりました。
アスパラガスの畑に植えましたー!
これからパセリたちはここで暮らしまーす♪
元気に葉っぱを伸ばしてねー!
畑のパセリのその後
アスパラガスの畑に植えたパセリでしたが、その後も大きくなる気配はなく…
小さい葉っぱはあるんですけど、大きくはならないですね。
パセリは二年草なので、冬を越えたこのパセリたちは、どうやらもう終わりのようですね。
ということで、新しいパセリの苗を買ってきました!
パセリはアスパラガスのコンパニオンプランツなので、また新しいパセリをアスパラと一緒に育てたいと思います。
ちなみにですが、このカールパセリではなくて、イタリアンパセリはナスのコンパニオンプランツなんですって!
イタリアンパセリは、葉っぱが平たくて大きいですね。
ナスの畑には、このイタリアンパセリの苗を植えました♪
まとめ
畑から抜いて、キッチンで水栽培していたパセリについてご紹介しました。
その後パセリは元気がなくなり、また畑に戻りました。
でも冬を越えた二年草のパセリは、畑に戻っても復活はしなかったですね。
だけど今回やってみて、パセリなどのように、少しの量をちょっと料理に使いたいものは、キッチンで水耕栽培をすると、とっても便利だということが分かりました。
これからも、いろいろな野菜の水耕栽培に、チャレンジしていきたいと思います!
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