お米は日本人の食事には、なくてはならないものですね。
炊き立てのご飯は、それだけでとても美味しいものです。
今は食生活も多様化して、パン食が好きという人も多いのではないでしょうか?
朝はパンという家庭もありますよね。
そんな私たちの食生活で、大切な主食になる食品ですが、農薬の影響について考えたことはありますか?
米やパンなど主食になる食品に使われている、農薬についてお伝えしたいと思います。
多くの栽培には農薬が使われている
作物や穀物の栽培には、多くの場合、農薬が使われています。
米の栽培や、パンやパスタ、ラーメン、うどんなど、多くの麺類の原材料となっている小麦の栽培にも、多くの場合は農薬が使われています。
それは、草取りの手間を省くための除草剤や、病害虫を防ぐための予防などに使われます。
病害虫は一度発生し、広がってしまうと、収穫量も大きく減り、大きなダメージを受けてしまうので、どうしても防ぐ必要があるんです。
無農薬で栽培している農家さんもいますが、それは農薬を使ったときと比べて、農家さんにとっては、とても手間のかかる、大変な作業になります。
農薬にはたくさんの種類がある
一言で農薬と言っても、様々な種類があります。
殺虫剤や、殺菌剤、除草剤など、その働きや目的が違います。
また、系統もいろいろあって、有機リン系やピラゾール系など、たくさんの種類があります。
その中でも、注意が必要だと言われているのが、ネオニコチノイド系の農薬です。
ネオニコチノイド系農薬
ネオニコチノイド系農薬は、世界中で使われるようになった農薬です。
日本でも広く使われています。
その特徴としては、強い神経毒性、水にも溶ける浸透性、効果が長期間続く残留性の3つがあげられます。
使う生産者側としては、とても効率の良い農薬と言えます。
でも、このネオニコチノイド系農薬は、私たち人間の健康だけではなく、生き物の生態系へも大きな影響を及ぼす可能性があるとして、世界ではとても問題視されています。
次に、お米やパンなど、主食に関する記事を、それぞれ簡単にまとめてみました。
気になる内容があったら、是非、関連記事から更に詳しく、読んでみてくださいね!
お米の農薬、気になったらどこから買う?
「毎日食べるお米の、農薬の影響ってどうなんだろう?」そうなんとなく思ったことがある人も、いるのではないでしょうか?
でもお米の農薬や安全性って、なかなか見えにくいところですよね。
そんな時には、品質や安全性、栽培方法などが信頼できそうな、決まった特定の生産者さんから購入する、というのも1つの方法です。
例えば、提携農家さんが明らかになっている、安全性の高い食材宅配サービスを利用したり、ネット通販で特定の生産者さんから買うということもできます。
宅配やネット通販は、重いお米を自宅まで届けてもらえるという、メリットもあります。
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米の農薬って大丈夫?ネオニコチノイド系農薬が国産米にも
玄米が難しい人は発芽玄米が便利
健康のために玄米を取り入れたいと思っても、なかなか難しいという人もいますよね。
私もそうだったのですが、発芽玄米だと簡単に無理なく、毎日続けることができています。
子どもたちも、白米に少しこの発芽玄米を混ぜたご飯なら、全く抵抗がないようです。
農薬の影響が心配な方は、有機JASマークのついた発芽玄米なら安心ですよ。
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発芽玄米が炊飯器で普通に炊ける。有機農産物で安心の発芽玄米
小麦が汚染されている?
私たちの毎日の食生活の中には、パンやパスタ、ラーメンなど美味しい小麦製品がたくさんあります。
でも、その多くの小麦製品から、農薬のグリホサートが検出されています。
グリホサートは、WHO(世界保健機関)の専門組織の、国際がん研究機関が、その発がん性を認めているものです。
学校給食のパンからも検出される、このグリホサートですが、これは輸入小麦を使った製品から検出されています。
国産小麦で作られた小麦製品を選ぶことで、体内へのグリホサート農薬の蓄積を、少しずつ防ぐことができます。
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グリホサート農薬が輸入小麦から検出される?パンもパスタも?
カップ麺は体に悪い?でも食べたい時どうする?
カップラーメンはCMもよくやっていて、豊富な種類が売られていますよね。
脂分や塩分のとりすぎ、添加物の過剰摂取など、体には良くないと言われるカップラーメンですが、たまには美味しそうで食べたくなるときもありますよね。
そんな時は、麺を一度お湯でくぐらせて、余分な油を落としたり、塩分の多いスープを残したりすることで、少しでも体への影響を和らげることができます。
また、ノンカップ麺という、お湯を注ぐだけで、カップ麺のように手軽に食べられて、健康にも優しい商品も売っているんですよ。
他の食事で、なるべく足りない栄養素を補えるように、工夫することも大切ですね!
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カップラーメンは体に悪い?健康な食べ方は?ノンカップ麺もご紹介
冷やし中華も安心な原材料で
冷やし中華も、安心な原材料にこだわって作られたものがあるんですよ。
あいコープみやぎの冷やし中華は、原材料の小麦や卵にもこだわっています。
中華麺に必要な、添加物のかんすいも最低限におさえて作られています。
醤油ベースのたれも、遺伝子組み換えではない醤油で作られています。
暑い季節も、安心な食品で健康に過ごしていきたいですね!
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冷やし中華の麺やタレもあいコープみやぎ安心へのこだわり
まとめ
私たちの食事に欠かせないお米や、パン、ラーメンなどの小麦製品について、お伝えしました。
主食となる食品は、毎日食べるものです。
農薬や安全性が気になっているという人は、是非信頼できる生産者さんから購入したり、国産の小麦を選ぶことで、家庭でも対策をしてみてくださいね!