空気が乾燥する季節に、女性が特に気になるのが、水仕事による手荒れではないでしょうか?
女性は家事で水を触ることも多いので、ハンドクリームは欠かせないですよね。
でもなぜ水仕事をすると、手が荒れるのでしょう?
それにハンドクリーム売り場に行くと、目に入るのがハンドクリームのパッケージの「尿素」の文字です。
「尿素って?」って、なんとなく思ったことはないですか?
乾燥の季節に気になる手荒れの原因や、その対処法、ハンドクリームの3つのタイプや効果的な使い方などについてお伝えしたいと思います。
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水仕事で手荒れする原因は?
水仕事をすると手荒れするというのは、体験から知っている人も多いと思います。
ではなぜ水仕事で手荒れするのでしょうか?
その原因についてお伝えしたいと思います。
手の皮膚の特徴
それにはまず、手の皮膚が持つ特徴が関係しています。
顔の表面の皮膚には、たくさんの毛穴があります。
その毛穴からは、肌を守るために油分が分泌されています。
皮脂の油で、顔がテッカテカなんてこともありますよね。
でも手のひらには見て分かる通り、毛穴はありません。
基本的に油分が分泌される腺は毛穴にあるので、手からは油分が分泌されないんですね。
手は潤いが自分で自然には、補給されにくい環境だということです。
水と一緒に蒸発
手を洗ったり、水仕事をして水を触った後というのは、手の表面の皮膚からその水が蒸発して乾いていきます。
その水が蒸発していく時に、角層内部にあった水分や保湿成分も一緒に奪われていきます。
これが手が乾燥して手荒れが進む原因です。
手荒れが進行していくのは、水に触っている間ではなくて、その後に濡れた手が乾いていく時になります。
手荒れが進む要因と対処法
水仕事によって手荒れがひどくなる要因には、主に3つのことがあげられます。
それは、「水を使う時間や頻度」「せっけんや洗剤の使い過ぎ」「きちんと拭けていない」この3つです。
ではこの3つを元に、どんなことに気を付けたら、手荒れを防げるのかについて、お伝えしたいと思います。
水を触らない
水を触る回数を、なるべく減らします。
でもそれって、現実的には難しいですよね。
そんな時には、手袋をするのも効果的です。
中にはゴム手袋が、苦手な人もいると思います。
例えばゴム手袋をすると、中についている粉で、かえって手が荒れるという人もいます。
ゴム手袋が苦手な人は、綿手袋をした上から少し大きめのゴム手袋をするか、ポリエチレン製などゴム製でないものを選ぶと良いです。
肌に優しい石けんや洗剤を使う
一般的に広く販売されている商品は、ほとんどが合成せっけんや合成洗剤で、合成界面活性剤が入っているものです。
合成界面活性剤は洗浄力が強く、その性質から肌バリアを壊します。
合成界面活性剤が入っていない石けんや洗剤に変えるだけで、手に負担がかかりにくくなります。
私の家で、以前こんなことがありました。
いつも合成洗剤ではない食器洗い洗剤を使っているのですが、あるとき旦那さんがクリーニング屋さんの粗品で、合成洗剤をもらってきました。
せっかくもらったし、もったいないからと言って、台所で使い始めたんです。
そしたら、普段から食器洗いの手伝いをしてくれている旦那さんが「なんか最近、手が荒れるんだけど・・・」って言うんですよね。
私は普段から、水仕事の後にはこまめにハンドクリームを塗っていたので、気付かなかったのですが、合成洗剤で旦那さんの手が荒れました。笑
あの時は、やっぱり合成洗剤は手荒れするんだなと、改めて思いました。
お湯はなるべく使わない
手洗いや水仕事の時に熱いお湯を使うと、手の油分がさらにたくさん失われてしまいます。
これは油汚れの食器を洗うときに、熱いお湯の方がすぐに油が落ちるのと同じですね。
寒い冬はあったかいお湯が恋しくなりますが、手荒れが気になる方は、水か30度前後のぬるま湯を使うといいですね。
すぐにしっかり拭いて保湿
水を触った後は、すぐにしっかりと水分を拭き取ります。
そして手の皮膚が完全に乾燥する前の、少し湿り気が残っているうちに、すぐにハンドクリームを塗りましょう。
冬の風邪や感染症が流行しやすい時期は、除菌用アルコールを手指に使うことがありますが、手から油分を奪ってしまうので、使いすぎには気をつけてくださいね。
寝る前にハンドクリームを塗る
夜はハンドクリームをしっかり手に塗り込みます。
手荒れの気になる人は、綿の手袋をして寝ると良いです。
ハンドクリームはマッサージをしながら手に塗り込むと、血流が良くなって効果的です。
ハンドクリームの前に、化粧水をつけて潤いを奥までしみ込ませるのもおすすめです。
ハンドクリームの尿素って何?
お店に行くとハンドクリームはたくさんの種類があって、どれにするか悩みますよね。
物によっては水仕事ですぐに落ちてベタベタになったり、匂いが好みじゃなかったり。
自分に合ったハンドクリームを選びたいですよね。
ハンドクリームには大きく分けて、3つのタイプがあるんですよ。
ビタミン系、保湿系、尿素系の3つです。
どれも保湿成分が含まれる保湿剤なのですが、それぞれ特徴があります。
ビタミン系
ビタミンE配合のものは、血行を良くする作用があります。
冷え対策としても効果的です。
手足の冷え、あがぎれによるカサカサ、しもやけにもおすすめです。
保湿系
成分としてヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド等の成分が配合されています。
成分を聞くだけで、保湿度が高そうですね。
代表的な物だと、ニベアやロクシタンなどがあげられます。
確かにどちらも保湿度が高いですよね。
ニベアやロクシタンは肌がしっかり保湿剤でコーティングされて、守られている感じがあります。
かさつきや、粉をふくような時には、この保湿系がおすすめです。
尿素系
尿素系のハンドクリームは、角質を柔らかくする働きがあります。
指やひじ、ひざ、かかとなど肌が固くなって、ゴワゴワしているところにこまめに塗ることで、やわらかくしてくれる働きがあります。
ただ注意する点は、傷に塗ると少ししみます。
すでにあかぎれになっていたり、皮がむけて傷になっているような方には、おすすめはできません。
代表的な商品としては、ケラチナミンなどがあります。
ある程度、角質のゴワゴワが取れたら、ビタミン系に移行して、マッサージ血流改善の効果をねらうと良いかもしれませんね。
おすすめのパックスのハンドクリーム
私は「あいコープみやぎ」の宅配を利用していますが、そのチラシで見つけて、ずっと気に入って愛用しているハンドクリームがあります。
太陽油脂という会社の「パックスお肌しあわせハンドクリーム」です。
余計な添加物は入っていなくて、合成界面活性剤、合成防腐剤、合成着色料は無添加です。
そして、天然の精油の、とっても良い香りがします!
このハンドクリームを手に塗っていると、よく周りの人に「いい匂い♪」と言われます。
使い心地や保湿力にも満足しています。
子どもたちにも安心して使わせることができるので、家族で使っています。
そして、「パックスナチュロンハンドクリーム」というのも、私のお気に入りに加わりました。
こちらも合成界面活性剤、合成防腐剤などの化学物質は使っていない、手肌に優しいハンドクリームです。
天然精油のゼラニウム&ラベンダーの香りが爽やかです!
このハンドクリームは、手に塗っている途中で、スッと水になったかのように、手になじむ瞬間があってなんとも不思議です。
香りも使い心地も良くて、保湿力にも満足です!
あいコープみやぎでは体に優しい製品を扱っているので、安心して使うことができます。
「パックスナチュロンハンドクリーム」は、あいコープみやぎのチラシに、3種類載っていましたよ。
他のもいつか使ってみたいと思います♪
【追記】その後、パックスナチュロンハンドクリーム、3種類揃いました♪
旦那さんがピンクのパッケージの無香料を、自分用に買ってきたので揃いました^^
↓
ゼラニウム&ラベンダーの香りの、緑のパッケージのは、もうなくなりそうだから、買わなくっちゃ♪
太陽油脂のパックスナチュロンシリーズ、健康志向の方にはおすすめです!
まとめ
手荒れは水仕事が多い女性や、仕事がら手荒れが多い方にとっては、切実な悩みですよね。
手荒れする原因を知り、それを防ぎながら、ハンドクリームを上手に使ってお肌の潤いを保っていきたいですね。
また粉をふくような場所には保湿系、固くなっているところには尿素系、冷えやすい手はビタミン系など適材適所で使い分けるというのも効果的です。
重ね塗りする場合は、尿素系、ビタミン系のクリームを塗った上に保湿系クリームを重ね塗りすると、さらに保湿効果がプラスされます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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