吉田俊道さんが伝える「菌ちゃん農法」をご存知ですか?
私がオンライン講座で学び、実際に実践している「菌ちゃん農法」についてお伝えしていきます。
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菌ちゃん農法とは
菌ちゃん農法を教えていて、「菌ちゃん先生」の愛称でも知られる吉田俊道さんは、元長崎県の農業改良普及員です。
「NPO法人 大地といのちの会」理事長、「菌ちゃんふぁーむ」代表でもあり、著書も多数出版されています。
長年農業指導に携わってきた吉田さんがたどり着いたのは、自然栽培の中でも、無肥料・無農薬にもかかわらず、虫をほとんど寄せ付けない「菌ちゃん農法」という栽培方法でした。
糸状菌という菌の働きを使ったこの農法は、野菜の栄養価も味も非常に良くなると大評判で、全国各地で講演会が開かれるなど、たいへんな広がりを見せています。
有機農業の土作りは、これまでは最低でも5年かかっていたそうです。
農薬を使いたくないと無農薬で頑張ると、虫がやって来る。
その虫を手で取ったりして一生懸命頑張りながら、それでも農薬を使わずに何年もやっているうちに、徐々に虫が来ない畑になっていったと。
でも原理原則が分かってそれを応用したら、5年かかっていたものが2か月でできるようになったそうです。
私はこの菌ちゃん農法を、オンライン講座で学びました。
元々、自然農法には興味があり自分なりに勉強はしていて、その仕組みを頭では理解していたつもりでした。
でもその自然界の調和のシステムを、この狭い我が家の庭の中ではどのように循環させたらいいのか、それが長いこと分からないままでした。
そんな中で菌ちゃん農法に興味を持ち学んでいったところ、「糸状菌」という菌の仕組みを使えば、例えプランターという小さな中であったとしても、自然界の循環の仕組みを生み出すことができるということが分かったんです。
もちろんそのためには、糸状菌が持つ特性やそれをいかす環境づくりの仕方を学ばなければいけません。
ですが一度理解できれば、例え肥料価格が高騰しようと、食糧不足が起きようと、水不足の状況が起ころうとも、自分で栄養価の高い野菜を作ることができます。
肥料もいらない、農薬もいらない、水やりもほとんど必要ない、そして一般的な栽培方法よりも手間のかからない、そんな夢のような農法が「菌ちゃん農法」です!
自然界には命が終わったものを分解して土に戻す分解者の働きをしているたくさんの菌たちがいます。
その中でも「糸状菌」と呼ばれている糸状に伸びる菌たちの働きを使って野菜を作るのが、無肥料・無農薬の「菌ちゃん農法」という栽培方法です。
糸状菌が働きやすい環境を作って菌ちゃんたちを育て、その糸状菌と野菜の根っこが結びつくと、菌ちゃんたちが必要な栄養をすべて野菜に送ってくれるようになります。
肥料を入れる必要はありませんし、糸状菌の仕組みを使って育てた野菜は健康で栄養価が高く育ちやすいので、虫が来にくくなります。
虫も菌と同じ分解者の役割があるので、元気がなくなって弱った野菜に寄ってくる性質があります。
菌ちゃん農法で元気に育った菌ちゃん野菜は、抗酸化力が高くて細胞壁も元気なので、虫は食べにくく消化しにくいので、虫が付きにくいそうです。
菌ちゃん農法のオンライン講座では、このあたりについても様々なデータなどを通して詳しく説明されています。
私もまだ講座で知識として学んだ段階にすぎないので、これから土作りを行って、実際の菌ちゃん農法を実践していきたいと思います。
こちらのブログでも実践の様子をアップしていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
★実際の土作りの様子はこちらからご覧いただけます
菌ちゃん農法の大事な畝(うね)作りと土作り①