菌ちゃん農法の畑に夏野菜の苗植え(パプリカ・トマト・オクラなど)

菌ちゃん農法

菌ちゃん農法のやり方で土作りをした畑に夏野菜の苗植えをしました。

その後の生長の様子も写真でお見せします。

菌ちゃん農法はしっかり適切な畝(うね)を作ってしまいさえすれば、その後が本当に楽な栽培方法ですよ!

スポンサーリンク

★こちらの記事もぜひどうぞ
自然農法は有機農法とも違う、人間にもできる自然農法的な医療や生き方

★まず最初に菌ちゃん農法って?
菌ちゃん農法(無肥料・無農薬栽培)をやってみよう!

糸状菌を2~3ヵ月育てる

推奨されているサイズ感よりも少し小ぶりな畝(うね)になっていますが、初めての菌ちゃん農法なので完璧を求めすぎずにとりあえずチャレンジしてみたいと思います。

土作りをしてから2~3ヵ月、糸状菌が育つまで待ちます。

その間は子どもたちと一緒に「菌ちゃんありがとう♪」と日々声をかけていました。

菌ちゃん先生の吉田俊道先生いわく、この声がけをすると菌の成長も早く、とても良い土ができるそうですよ。

冬の時期は糸状菌は寒くて育たないので、12月~2月はカウントには入れません。

それ以外の時期で2~3ヵ月間、糸状菌が育つのを待ちます。

苗植え

糸状菌が育ったところで苗植えをしていきます。

黒マルチの野菜を植えたいところを破いて穴を開けます。

表面の土とその下の菌ちゃんのエサ(落ち葉や木の枝の部分)をよけます。

穴にグーパンチをして、こぶしで地面にギューッと上から圧力をかけます。

これは毛細管現象というものを起こさせるためです。

イメージしてみてください。

水を入れた容器に細長く折ったタオルの端っこだけを浸すと、勝手に水がタオルを伝って下から上へ吸い上がっていって、タオルの上の部分も湿っていきますよね。

これと同じ現象が自然界でも起こっていて、これを毛細管現象と言います。

大きい石をよけると、その下の土は湿っていますよね。

上から圧をかけたところの土は、この毛細管現象が起きて、地面の下にある水分を勝手に上まで吸い上げてくれます。

この状態を作るために、グーパンチをして苗を植える部分の土に圧をかけます。

この毛細管現象の働きを利用していくので、菌ちゃん農法は栽培中、水やりもほとんど必要なく育てられるのが特徴です。

もちろん、例年以上に猛暑が続いたような暑さの厳しい真夏には、水やりが必要になることもあるそうです。

苗をポットから外して穴に植えます。

その時に苗の根っこがパンパンになって根鉢と言われる状態になっていると、その後根が伸びにくくなるので、外側の根っこを少し開いて伸ばして植えます。

穴に苗を置いて土と苗の根っこをぴったりと密着させて、土をかぶせたら、ジョーロで水をかけます。

この時にジョーロのシャワーになる「はすぐち」を外して勢いよく水を流し入れて、土をすきまに流し込み、土と苗の根っこをなじませます。

その後の生長の様子

その後の生長の様子をご紹介します。

ピーマンとパプリカ

こちらは奥の2つがピーマンで、手前の2つがパプリカ(赤)とパプリカ(黄)です。

ピーマンは最初は良かったのですが途中から元気がなくなり、早めに枯れてしまいました。

それに対してパプリカは、赤も黄色もかなり長い期間に渡ってたくさん収穫できました!

最初はピーマンのように緑色ですが、形がピーマンよりも丸い形をしています。

それが少しずつ色づいていきます。

この色づいていく過程の色の変化も面白かったです♪

スポンサーリンク

結局、夏から11月末まで、他の夏野菜に比べてかなり長い期間収穫できました!すごい!

初めてパプリカを栽培してみて思ったのは、最初の緑色の期間も長くて初めは「ほんとに色づくの?」と思ったくらいです。

ピーマンは実ればすぐに収穫できますが、パプリカはそこから十分に色づくまで時間がかかります。

でも色づく過程も見ていて楽しいし、味も甘くてとってもおいしかったので、パプリカは来年もぜひ育てたいと思っています。

トマト・オクラ・ブロッコリー

一番奥がトマトです。

ブロッコリー

オクラ

栽培が終わったら

うまく栽培できたものとそうでないものがありましたけど、菌ちゃん農法の育ち方はだいぶ良い印象でした。

水やりもほぼしなかったですし、手入れも少なくて済みます。

(ピーマンだけは水不足も疑って水をかけたりしましたが、原因はよく分からなかったです)

夏野菜の栽培が終わったら、根元の部分からはさみで切り取ります。

根っこは抜く必要はなく、その部分も菌ちゃんたちのエサになります。

そして黒マルチの同じ穴のところ、夏野菜の根っこの横にすぐに次の苗を植えることができます。

私は水菜や春菊など秋冬野菜をそこに植えました。

土作りのときに畝(うね)の中に仕込んだ菌ちゃんのエサは、最初にしっかりと入れていれば、2年は補充する必要はありません。

夏野菜→秋冬野菜→夏野菜で大体2年なので、そのくらい持つそうです。

その前にもちろんこまめに補充してあげても大丈夫です。

菌ちゃんのエサの入れ方についてはこちらの記事でご紹介しています。
菌ちゃん農法の大事な畝(うね)作りと土作り②

まとめ

菌ちゃん農法で初めて夏野菜を栽培してみました。

菌ちゃん農法は最初の畝づくりが少し大変ですが、一度しっかりと畝を作ってしまえば本当に楽な農法だとやってみて実感しました!

今後も実践を続けていって、少しずつコツや感覚をつかんでいきたいと思います。

【次の記事はこちら】
菌ちゃん農法プランターの場合の土作りと苗植え

スポンサーリンク
この記事を書いた人
れっきー

宮城県の子育てライフアドバイザーで二児の母です♪

忙しい毎日の中でも、無理なくできる、おいしい食事でつくる、ピュアライフについてご紹介しています。

保育士と子育ての両立で忙しい中、食材宅配と出会いました。

子育て中や共働きで時短を目指したいママに、食材宅配はとってもおすすめです!

食や生活用品の安全基準がしっかりしている宅配を選べば、家族の健康にとっても、安心感がありますよ。

ぜひ、毎日の食生活や日用品選びの参考にしてみてくださいね。

野菜の水耕栽培や家庭菜園もやってます!

れっきーをフォローする
菌ちゃん農法
れっきーをフォローする
タイトルとURLをコピーしました